大学の”レポート”って?
大学情報こんにちは!
オンライン家庭教師Selfy代表の野村です。
今の時期は、定期テストの課題で追われている学生さんが多いと思います。
各教科から膨大な量を出され、ヒーヒー言っていませんか?笑
今回は、『大学の”レポート”って?』というテーマで書いていこうと思います。
ただし、数学科の話になるため、全ての大学生に当てはまるわけではないことに注意してくださいね!
結論からいうと、数学科のレポートは 証明問題 ばかりです。
高校生で習う極限などを厳密に定義し直して、その定義を使って様々な命題や定理を証明します。
一回生では、みなさんが今まで当たり前に使ってきた極限をより厳密に考え、行列なども学びます。
二回生では、集合論(これがものすごく難しいです笑)も追加され、おそらくほとんどの学生はここで理解することを諦めます。
そして、暗号のような記号ばかりが並んだ問題を出され、その証明をするのが数学科のレポートです。
ここまで読んでいただいた方は何となく察しているかもしれませんが、
数学科では、数字を使って実際に計算することは少ないです。
行列計算や期待値計算などをすることもあるため、ゼロとはいいませんがほぼ皆無です。
ですので、高校数学までの計算をすることが好きで、大学でも数学の問題を解きたいという方は、
数学科に来ることを一度考え直した方がいいかもしれません。
逆に、常に「なんで?」と考えることが好きで、じっくり時間をかけて自分なりの答えを導き出すことが苦ではない方は、
数学の世界に飛び込んでみてはいかがでしょうか?
理解すればするほど沼にはまるように面白さを感じられるようになります!
次回もお楽しみに!